猛暑中のあれやこれやで・・・

夜中に玄関のインターホンがなった。
何事かと、恐る恐るドアを開けると、「水が漏れてきてるので、お宅の水周りを見てくれませんか？」と階下の人が緊迫した顔で立っておられる。
その日、“リネア２４”に、朝９時から夜１１時頃まで居たから、水は使っていないのになぁと、思いながら、家中の水回りを見て回った。見つけられない。階下の人の不安と不快感は逆の立場に立った事もあるので、良く判る。
迷惑をかけているのはどこだろうと、私も眠れない。朝になるのを待って、「マンションの管理人と水道局へ連絡しますから」と階下へ行った。
早々に検査をすることになった。どうも、日常生活の水周りではなく、温水器から配水される管のどこかに水漏れがあるらしくて、床板をはがして探すとのこと。
その後どうするのだろう。切り刻まれる洗面所と、居間や廊下の床板はどうなるのだろう。保険は？又眠れない日が続きそう。

その日は、福山キャッスルボウルで開催された“中国四国オープン”を終えて、深夜の高速道を必死の運転で帰った翌日の出来事だったから、（投げた後の高速道運転は怖いのでいつも必死です）連続の睡眠不足となってしまいました。
水漏れで悩んだ日が、このコラムの締め切り日で、担当の前川スタッフの顔が目に浮かぶけれど、“中国四国オープン”の疲れと、運転疲れと水の悩みで頭がパンパンで、とうとうひっくり返りました。「書けない書けない」と悩んだあげくのこの体たらく。
ただ、うれしいことがあったので、少しだけ。
４０名のプロが参加した“中国四国オープン”。どの大会でも予選落ちが続く中での準決勝への進出。８ゲームの予選を通過して、準決勝６ゲーム、その後半で崩れたものの、練習して引き出しに詰め込んでいた物の中の２つが出来た、その結果のスコアだったので、本当にうれしかった。
スランプというには、長すぎる期間の中の事で、疲れたといっても、“中国四国オープン”の疲れは心地良いはずだったのに、それも吹っ飛んでしまった猛暑の日でした。

まだ、暑さは続きます。
疲れを残されませぬよう・・・・・。

2012年9月号