プロボウラー亀井勝江のブログ

(公社)日本プロボウリング協会公認プロボウラー14期生・亀井勝江のブログです

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酷残暑 お見舞い

 暑い日が続きます。思考力がなくなりそう。
「体調が悪いんですか?」とボウラーに聞かれた。誰かが言っていたという。
「え、なんで?」なんでその質問?病気にしないでよ。と心の中でそらとぼけてみる。
本当のところは、ちょっと変かも。
朝6時50分に起きると、夜寝るまでの行動予定を考える。3匹の猫たちの食事とトイレの世話をして、手製のスムージー(なんでも入った野菜くだものジュース様)を作る。たっぷりの紅茶とパンと卵料理のメニューで、新聞とテレビを見ながらごはん。
パソコンチェック。こまごましたデスクワークと家事をする。ここまでは元気なのだ。午前中にしなければいけない外出があればその準備。シャワーを浴びて、お化粧をし、アイロンがけをする。大体、このあたりから、疲れてくる。一日の予定をこなすのが重荷になってきて、明日に延ばせるものは、簡単に予定の変更してしまい、今日は一日でれでれの日にしようと、「休養だ」と口実を作り出して家に引き返す。
これ、“引きこもり”の前触れ?やばいじゃないの、“うつ”かもと一人事を言いながら、テレビ番組を追っかけて一日を終わる。これが1回ではない。
やっぱり変か。
ただ、途中で引き返さずに、ボウリングセンターに行くと元気になるのだ。
“引きこもり”になりかけて気が付いた。
ボウリングが好きなのだ。ボウリングの文字が付いた仕事も、練習であれこれ考えるのも。成果が出なくて苦しいと言いながら、競技会に出るのはもっと好きなんだって。
日がな一日、猫との会話とテレビに向かって毒づくだけで過ごす・・・・。
運動もせず会話もしなかったら、認知症予備軍になると“コラム「亀井勝江のボウリング・あれもこれも」2008年11月号”に書いた事を思い出した
ほんと、ボウリングが好きでいて良かった。これで救われる。

この暑さで脳がふやけそうな亀井から、ボウリングを私よりもっと好きなボウラーの方々へ、残暑のお見舞いを申し上げます。
    
2013年9月号